概要
・特徴:コンパクトなLEDランタン
・購入価格:2200 円
・機能面
単三電池一本で動作するコンパクトなLEDランタンです。
スイッチは押し込むとオンオフ、半押しで3つのモードを切り替え(弱→強→点滅→弱…)。
電源オフ時には最後に使ってたモードを記憶してくれてるんですが、電源オン時にひとつ隣のモードにズレます。
おそらく電源切る時のスイッチを押し込みで半押しされたと認識しちゃってるんでしょうね、設計ミスな気がしますがまぁご愛嬌w
良いところ
サイズ感
電池込み76gの軽くてコンパクトサイズ、ゴールドのアルミアルマイトと水色の樹脂がとても綺麗です。
(後ほど説明しますが、シェードはプチカスタムしてるので、純正とはちょっと変わってます)
カラー展開も3色あり、好みに合わせて選べます。
一台二役
レスシャイ最大の特徴です。
そのまま使うと懐中電灯になり、そこから本体を伸ばすと懐中電灯の光をシェード内に反射させてランタンになる1台2役です。
ゴールゼロやロビーボンにも懐中電灯とランタンを切り替えられるタイプがありますが、アチラはLEDチップを複数搭載して光らせるチップで切り替えを行ってます。
レスシャイのLEDチップは一枚だけで、シェードを伸ばして光らせる場所を変えるメカ的な仕組みです。
シンプルですが、無駄がない作りに好感が持てます。
この使い分けで、例えばキャンプで夜にトイレに行く時は懐中電灯で遠くまで照らす、自分のサイトに帰ったらランタンにして広範囲を明るくする、の使い分けが一台でできます。
普通のランタン使ってたときは高く掲げることで光を遠くまで届かせながら歩いてました。
それが懐中電灯だと手を下げたままでも遠くまで光が届くんですよね。
小さな差ですけど、使ってみると意外と便利です。
意外と明るい
公称値110ルーメンで、知人が持ってるゴールゼロ(150ルーメン)よりは暗かったですが、それでも意外と明るいです。
流石にソロならコレ一つで、と言うわけにはいきませんが、もう一つ小さなランタンがあれば十分ソロキャンプできます。
光は2箇所から照らした方が影もできずに明るく感じるので、個人的にはコレぐらいの明るさを2個持ちが好きです。
懐中電灯としても肉眼では真っ暗な道が十分明るくなり、夜道を歩くのに十分すぎる性能がこのサイズ感であります。
手元にあった昔ながらの懐中電灯と比較してみました。
単一電池を使うLED4灯の大型タイプです。
こちらが昔ながらの懐中電灯の光です。
LEDチップ同士が離れているので、中央の明るい光のすぐ周りに暗い円(光のムラ)ができてます。
これで歩くと暗い円の部分は見にくいので、暗い円の外側のかなり狭い範囲しか使えてない感じです。
こちらはレスシャイの強モード。
中心の明るさはほぼ同じで、その周りの暗い円がありません。
光のムラがないと照らしてる範囲全てが有効に使えるので、歩いていても夜道がとても良く見えます。
ゴムバンド
デザインのアクセントにもなっているゴム紐はテントポールや自転車のハンドルなどと止めることができます。
ただ、ゴムを伸ばして固定するので頻繁に使うとゴムが伸びそうです。
コスパが良い
ゴールゼロは定価で4000円、更に大人気なので入手しにくい&プレミア価格の二重苦です。
レスシャイは電池別売りですが、実売2000円ほどで購入できます。
イマイチなところ
電池の持ち
単三電池1本で使えるのはメリットなんですが、弱で4時間、強で2.5時間とバッテリーの持ちは悪くて、弱をメインに使いながら一泊なら寝るまでなんとか持つかなー、といった感じです。
対抗馬のゴールゼロは最大の150ルーメンで7時間なので、一晩は十分に持ちそうです。
そこで、レスシャイに大容量のエネループプロを使えば2500mAhになり、ゴールゼロの2600mAhとほぼ同じになるので、強をメインに使っても一泊なら問題ありませんでした。
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多分電池の消耗に合わせて光量は徐々に落ちてるんでしょうけど、食事時が終わっていれば特に気にはならなかったですね。
更に念の為の予備電池も持っていけば、備えは完璧です。
光が先端から漏れる
ランタンにすると懐中電灯のお皿の裏で反射した光がシェードを照らすんですけど、この時お皿の穴から光が漏れ出ます。
机の取説付近の明るい光が穴から漏れ出た光です。
漏れ出た光の分、ランタンの明るさが若干損してるように思います。
そこでコチラの袋を使います。
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ヘッドライトをランタンにする袋ですが、レスシャイに被せると、漏れ出る光も袋の中で反射してくれます。
袋をかぶせた分、結局明るさは落ちてるのかもしれませんが、単独で使うよりも雰囲気がオシャレになるのでレスシャイを使う時は必ず併用してます。
バッキング中は予備電池とモバイルバッテリーを入れる袋としても役立ちます。
光が白色
コレは完全に好みの問題ですが、レスシャイは白色の光です。
懐中電灯として使う時は見やすくて良いのですが、キャンプのランタンは暖色の方が雰囲気が出ると思ってます。
ゴールゼロは暖色、レッドレンザーは白色と暖色と2タイプ持ってますし、白色に被せて暖色に変えるアンバーグローブもあります。
で、コレ見てピンときました。
そう、レスシャイにもカラーフィルムを被せれば、同じように暖色になるのでは?
ってことで早速、調べてみるとダイソーにちょうど良いカラーフィルムが売ってるようなので、近所のダイソーで早速ゲット。
このフィルムの中で暖色になるオレンジ色をシェードの形に合わせて四角にカットします。
レスシャイは思い切り引っ張るとシェード部が抜けるので、中に丸めたカラーフィルムを入れると、巻いたフィルムが元に戻ろうとする力でシェードに張り付いてくれます。
厳密にはフィルムは円柱でシェードは円錐形なんで形はあってないんですけど、コレで完成。所要時間は5分でした。
コレで懐中電灯は見やすい白色のまま、シェードを伸ばした時には暖色になるハイブリッドなランタンができました。
伸縮に合わせて光が変わるギミックが面白いです。
袋+暖色でも綺麗な光です。
以上、ソロキャンプに最適なコンパクトランタンでした!
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