NUMA GA ATTARA

キャンプギアの沼にハマり込んだ私のメモ&ギアレビューブログです。

【キャンプギアレビュー】ペグ比較

設営してしまったら目につくことがない地味な存在ではあるけれども、大切なテントを支えてくれる結構大事なペグ。

そんなペグにも色々種類があるので、私が保有するペグを紹介します。

 

紹介するペグ一覧

上から背の高い順に

スノーピークのソリッドステーク 40cm

・TOMOUNTのタープ付属のスチールペグ 21cm

キャプテンスタッグのスチールペグ 21cm

・テンマクのパンダTC付属のスチールペグ20cm

スノーピークのテントに付属のジュラルミンペグ20cm

・村の鍛冶屋のエリッゼステーク 18cm

・ノーブランドのアルミYペグ 18cm

・GEERTOPのチタンネイルペグ 16cm

DACのアルミVペグ  16cm

・Boundless Voyageのチタンピンペグ  16cm

です。

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スノーピークのソリッドステーク 40cm

保有しているペグの中では一番長いソリッドステーク40。

一つだけ長くて異彩を放ってます。

これはテント、タープ用ではなく、木が一本しかなくてもハンモックをポールで支えるために購入したものです。

重さは302g/本とかなりの重量級ですが、地面さえしっかりしてれば、体重の1/4を預けてもびくともしませんでした。

さすがスチールの鍛造ペグですね、壊れる気がしません。

実はさらに大きな50cmサイズのソリッドステークもあるらしいですが、もはや工事用の杭です。

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変わった使い方として、セリアのまな板の丸穴をロープをかける返しに差し込むことで簡易テーブルとしても使用できます。

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ペグが重いので合計重量はミニテーブルとしては重いですが、打ち込む長さでテーブル高さが自由に調整できるのが良いです。

あとなんだかオシャレw

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TOMOUNTのタープ付属のスチールペグ 21cm

TOMOUNTの4×3mのレクタTCタープを購入したときに付属してきたスチールペグで、重さは55g/本。

このサイズのタープ用として約20cmは少し短いのですが、強風でなければなんとかなります。

ファミリーキャンプ用のタープならほんとは30cmは欲しいところです。

ちなみに次に紹介するキャプテンスタッグとかえし部の角度以外はほぼ同じです。

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キャプテンスタッグのスチールペグ 21cm

先ほどの付属ペグとそっくりなキャプテンスタッグのスチールペグ。

若干ペグの曲げ角度が違いますがほぼ同一品です。

5本で400円ほどのお求めやすい値段で曲がったこともないので、同じ値段で一本しか買えない鍛造ペグじゃなくても良い人ならコチラを買うのもありだと思います。

重さは51g/本。

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テンマクのパンダTC付属のスチールペグ20cm

パンダTCを購入したら付属してくるスチールペグです。

長さはキャプテンスタッグと同じですが極太です。

重さが83g/本なので、約1.5倍ですね。

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パンダTCがソロテントの割に重たい理由の一つでもあり、1セット12本だと約1kgになります。

ワンポールテントはペグに強いテンションがかかるので保持力が大事なんでしょうけど、少し重過ぎですね。

地面にもよりますが、チタンのネイルペグでも対応できますので、重さが気になる人は変えてみても良いと思います。

 

スノーピークのテントに付属のジュラルミンペグ20cm

材質がスチールでなく、アルミのペグです。

スノーピークのテントを購入すると付属するペグで、16g/本とスチールペグと比較して非常に軽量です。

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ただし、ジュラルミンと言えば聞こえはいいですが、アルミのピンペグなので少し硬い地面に打ち込むとすぐにこんな有様になります。

テント購入後には早目に次に紹介するどちらかのペグの購入をお勧めします。

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村の鍛冶屋のエリッゼステーク 18cm

ソリッドステークと同じく鍛造スチールの強度抜群な頼れるペグです。

76g/本と重たいペグではありますが、砂浜以外の全ての地面に対応できる優れたペグです。

鍛造ペグはお高いので、撤収時に回収忘れが起こりにくい、目立つ色付きなのはありがたいです。

赤色でオシャレですが、何度も使うとハンマーを叩きつけるペグの頭と石にぶつかる先端の塗装は剥げてきます。

一度土の中に大きな石がある場所に何度もたたき込んだことがありますが、先端が少し潰れただけで曲がることはなかったです。

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ちなみにエリッゼステークはガイロープをかける返し部が小さいので、ソリッドステークのようにミニテーブルとして使う時はまな板の穴を大きくする加工が必要になります。

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ノーブランドのアルミYペグ 18cm

スノーピークと同じくアルミペグですが、形状がY型のペグなので、13g/本と軽い割には強度があります。

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さすがに河原などの砂利混じりの地面には歯が立ちませんが、ソコソコ硬い地面にハンマーで叩き込んでも曲がる事なくしっかり刺さってくれます。

かなり使い込みましたが、一番ダメージがあった金色のペグでもこの程度の曲がり具合で、まだまだ使えます。

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スチールペグとの1本あたりの重量差は大したことないですが、例えば総数20本使うファミリーテントでは全てアルミだと約300gに対して、全て鍛造ペグだと約1600gにもなるので、軽量であると助かります。

欠点は形状的に本数が多いと嵩張るところですね。

 

GEERTOPのチタンネイルペグ 16cm

主にソロ用のテントとして使ってますが、チタン製で15g/本なので、アルミペグと同じぐらいの軽さでありながら強度もあります。

使った後もウェットティッシュでさっとふくだけで汚れも落ちますし、チタンなので錆の心配も少ないです。

また、ソロ用としてありがたいのが、ハンマーが必要ないところです。

地面にもよりますが、アルミのピンペグより細いので手か足で差し込むだけでスッと根元まで入ってくれて、設営がとても楽になりますし、ハンマーを持っていかなくて良い分、軽量化にもなります。

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欠点としては、形状的に差し込む角度によってはガイロープが抜けやすいので、ワッシャーなんかを噛ませてやると抜け防止になりますね。f:id:NUMAGAATTARA:20220320173522j:image

 

DACのアルミVペグ  16cm

高級テントのポールで有名なDAC製のアルミペグです。

チタンのネイルペグがソロテントとしては間違い選択なのですが、砂地など保持力が弱い地面ではテンションが掛かるとすぐに抜けてしまいます。

Yペグでも良いのですが、Vペグだと重ねることができてコンパクトに収納できますし、このペグならチタンペグと同じように手や足で差し込むこともできます。

発色も綺麗で、色が剥げるのが勿体無いのでハンマーでは叩かないようにしてますw

重さは12g/本と軽いです。

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Boundless Voyageのチタンピンペグ  16cm

チタンのネイルペグよりもさらに細いチタン製のピンペグです。
ほぼ針金みたい太さで、重さも6g/本で最軽量です。

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このペグは細い割には丈夫なのですが、テントの固定用ではなく、インナーテントや焚き火リフレクターの固定に使ってます。

風がなければソロテントなら対応できるとは思いますが、ちょっと不安なので試したことはないですね。

ピンペグは形状的に目印になるガイロープが付けられないので、識別しやすい色が頭に塗られているのはありがたいです。

 

ペグの使い分け

ペグの長さについて

ファミリーテントなら、長さは約20cmもあれば十分だと思います。

ペグ本数が多いテントなら16cmぐらいでも抜けたことはないです。

ソロ用テントなら16cmで十分ですが、もっと短くても大丈夫な気がしてます。



ファミリーテントのペグ種類について

最初についてくるペグがアルミのピンペグだと少し頼りないので、予備としてアルミのYペグを購入しておくことをオススメします。

Yペグは最近ではセリアなどでも販売されてますが、110円/本で少しお高いので、ネットでまとめ買いする方が良いですね。


 

ソリッドステーク、エリッゼステークの高級鍛造ペグは必要本数全て揃えると数万円の出費になるので、数本だけで十分だと思います。

設営中にアルミで歯が立たない場所だけに使ったり、全体的に硬い地面なら一度鍛造ペグを打ち込んだ後に、一度抜いて空いた穴に改めてアルミペグを刺すとスッと入ります。

まぁ、設営の手間はかかるのでコストと重量を気にしないなら全て鍛造ペグを揃えるのが間違いないです。

 

ソロテントのペグ

チタンのネイルペグとピンペグで対応してます。

私のテントだと合計10本必要ですが、少し多めのネイルペグ6本、ピンペグ7本と予備でアルミのVペグ2本を持っていってます。
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これにペグをまとめるカラビナを入れて176gでエリッゼステーク2本分におさまりました。

これらのペグは手で差し込めるタイプで壊れることはほぼないので、ソロ用ペグはこのセットで確定ですかね。
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